大腸憩室炎という聞きなれない感染症にかかったよ

私は大腸憩室炎というお腹の炎症に係わる病気にかかったことがあります。
私は、この病気に4度も罹りました。全て30代になってからの発症でしたね。

私のパターンですが、仕事中の夕方ぐらいから腹部に異変を感じるようになります。
夜になるとその痛みは増して、初疾患の時はただの下痢なのかなとその夜は思っていました。しかし深夜帯になると痛みが激痛と変わったのです。便秘ではないし、おかしいなとお腹を押さえながら考えていた私はその痛みがピークに達したとき、もう地面にうずくまって動けなくなってしまったのです。


しばらく地面にうずくまっていた私は何とか立ち上がり親を呼んで救急態勢の整った総合病院に連れて行ってもらいました。この時ばかりは実家住まいでよかったと感じながら検査を受けましたね。


造影剤というものを使用する特殊な検査で私はどうなるのだろうと不安要素が拭えないままお次はベッドで初めての経験でしたがお尻から座薬というのを看護師さんに突っ込まれました。尋常ではないぐらい恥ずかしかったですね。


そして医師より、聞いたことのない病名の大腸憩室炎という病名を聞かされたのです。
30代ぐらいから罹る可能性が高い腹部の炎症の病気で、痛みは盲腸と似通う所はあるけど手術を伴う事はない病気だと聞かされました。

 

先ずは炎症を抑える事が先決という事で、絶食を数日続けながら栄養注入のための点滴を受けます。そこで私は生まれて初めての入院体験をしたのですが、不思議な事の連続です。

3日間程の絶食にも関わらず、お腹が全く減らないという、医療従事者や入院経験が多い方には不思議な事でも何でもないのですが、私には違和感はありました。そして、入院生活の4日後ぐらいからはお粥等の軽い病院食を食べる生活を10日間ぐらい続けます。だいたい2週間は入院したのですが、30代になってから4度発生した合計の中で一番最初の大腸憩室炎が程度がひどく、長くて2週間の、まさにそれでした。2回目3回目4回目の発症の時は自宅療養という形になり医師に診断書を書いてもらい、短期休職でしたね。


それは病院の対応にもよりけりで、ベッドが沢山空いてある病院だと入院させられる可能性は高いです。ただ、入院すると食及び生活を良い意味で制限されるので、希望入院も多いと医師に聞きましたがそれは納得でした。


退院前に栄養士の方に食生活の改善のための指導を別途受けれる病院もありますよ。
憩室というお腹にある小さいお部屋みたいなもの、その憩室が元来膨れ上がり易い方は原因不明で罹ることも多いとの事です。ただ、食生活の乱れというのも原因として考え得ると聞きまして、例えば尖ったごぼうのような食べ物、ファーストフードにあるようなポテト、そういったものを暴食しているとよくないみたいです。

 

しっかりと顎を使ってゆっくり噛んで食べましょうねとアドバイスがあった私ですが、すぐ食べ物を飲み込んだり早食いの癖があるので、私のように思い当たる節がある人はその部分は改善の余地は大ですよ。


便秘でもなく非常に強い腹部の痛みが発生したら、すぐ最寄りの病院へ行きましょう。
消化器内科が該当しますが大きめの総合病院が良いと私は判断します。